こんにちは。会計転職サポーターです。
税理士業界を志す方、税理士業界で働いている方の中には
いつかはBig4税理士法人で働きたい!!!
とお考えの方も少なくないのではないでしょうか?
本日はそんなお考えをお持ちの方のために、
・Big4税理士法人に入るために必要なスキル
・入るための一般的な流れ
などについて解説していきたいと思います。
Big4税理士法人とは
Big4税理士法人の内訳
まずは、そもそもの「Big4税理士法人とは」という点について解説します。
(そんなの知っているよ!という方は読み飛ばして頂いて結構です)
Big4税理士法人とは、世界的な4大会計事務所のことです。
その4つの税理士法人は下記のとおりです。
・デロイト トーマツ税理士法人
・KPMG税理士法人
・EY税理士法人
・PwC税理士法人
それぞれグローバル展開する世界的会計事務所、
PwC(プライスウォーターハウスクーパース)
Deloitte(デロイト)
KPMG(ケーピーエムジー)
EY(Ernst & Young/アーンストアンドヤング)
のメンバーファームとして、日本で税務サービスを提供しています。
Big4税理士法人の特徴
ではBig4税理士法人にはどのような特徴があるのでしょうか?
比較的大きなクライアントが多いため、一般的な会計事務所や中小税理士法人に比べて、難易度の高い業務に関わり、スキルアップをすることができます。
Big4税理士法人に入るために必要なスキル
ではBig4税理士法人に入るためには、どのようなスキルが必要なのでしょうか?
結論から言うと、2023年現在、「概ね税理士科目を2科目以上持っている方であれば、チャレンジ可能」ということが出来ます。
なぜ2023年現在という記載をしたかと言うと、その時の景気・採用トレンドによって、条件が変わってくるからです。
一昔前は、Big4税理士法人にチャレンジするには、税理士資格が必須であることもあったそうです。
しかし現在は、クライアント、案件は増えている反面、税理士は減っているという状況もあってか、税理士科目2科目以上でチャレンジできるBig4税理士法人が多いです。
新卒でBig4税理士法人に入れるか?
各Big4税理士法人の採用を見ていると、新卒の採用も行っているようです。
ただし、移転価格に絞っての採用であったりすることもありました。
Big4税理士法人に入るための一般的な流れ
Big4税理士法人に入る一般的な流れについてですが、前述の通り
・まずは税理士科目2科目を取得する
ということがおすすめです。
そのためには
・税理士の勉強に専念し、科目取得後にBig4税理士法人の先行を受ける
・まずは中小の会計事務所で仕事をしながら、税理士科目を取得し、Big4税理士法人の選考を受ける
という流れになります。
またBig4税理士法人に入所後は、比較的忙しく、勉強の時間が取れないことも多く、「勉強時間が取れず、科目取得に時間がかかるので、Big4税理士法人を退所する」というケースもよく聞きます。
そのため、2科目をとったらチャレンジしてみるか、3科目〜5科目とってからチャレンジするかは、それぞれの戦略によってくるかと思います。
どのような戦略でBIg4税理士法人に入所するか少しでも迷われたら、転職エージェントへの登録、コンサルタントへの相談をして、アドバイスを受けるようにしてみましょう。