MS-Japan(MSAgent)の評判は?会計士税理士以外も面談してもらえる? 元会計系転職エージェント出身者の視点で解説

MS-Japanの特徴 転職エージェント

こんにちは。会計転職サポーターです!

本日は、管理部門・士業特化型の転職エージェントの中でも老舗のひとつである「MS-Japan(MSAgent)」について解説していきたいと思います。

・評判
・こんな人におすすめ
・会計士や税理士以外でも面談してもらえるのか?

などについても触れていますので、是非最後までお読みください。

MS-Japanについて

MS-JAPANホームページ画像
MS-Japanホームページより引用

まずは「MS-Japan」の特徴についてまとめてみました。

運営会社株式会社MS-Japan
設立年月1990年4月
本社所在地東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム4F
対応エリア全国
(拠点:東京 横浜 名古屋 大阪)
税理士向け求人数約1100件(2023年5月時点)
求人数約8700件(2023年5月時点 MS-Agentでの検索結果)

MS-Japanは、1990年に創業した後、1991年より会計事務所の人材紹介、1995年より管理部門に特化した人材紹介事業を開始しており、会計業界や管理部門に特化した人材エージェントの中では、老舗という位置づけとなる企業です。

東証プライム市場(旧東証一部)にも上場しており、会社としての安定感もあります。

創業から32年間で、のべ26,000名以上の方々の転職のサポートをしています。
(公式サイトより)

「MS-Japan(MSAgent)」の強み

管理部門・士業におすすめしたい転職エージェント No.1

MS-Japanは、「管理部門特化型エージェントNo.1」(※「人材紹介企業のブランドに関する調査」 2017年3月 実査委託機関: 楽天リサーチ(株))に選ばれています。

前述の通り、管理部門系・士業系のサポート実績が特に多く、年間3,000名以上の方にご登録頂いており、毎年600名以上の方の転職サポートをされているとのことです。

またMS-Japanを利用して転職されたユーザーからの満足度も高く、利用者からのアンケートでは、90%以上の方に、「次回転職の際にも利用したい」との回答をいただけています。

保有求人数の多さ

保有求人数の多さにも定評があります。

管理部門・士業系の求人掲載数は、業界最大級の11,000件以上(2023年3月現在)との表記がホームページにありました。
(※MSAgentでの検索数と異なるのは、MSAgentとMSJobsの合算であるためと考えられます)

MS-Agentで今まで預かった累計求人数は45,000件とのことです。

ただ、このうち90%が「非公開求人」となっています。

非公開求人とは、不特定多数には情報を公開せず、限られた人材紹介会社にのみ求人企業が掲載依頼をし、更に求人企業から「社名などを一般公開しないでくれ」と指定された求人のことです。

特に会計業界には、CFO候補、IPO案件など、社名を非公開しない、コンフィデンシャル求人も多く存在し、「非公開求人」の多いMS-Japanに登録することで、そのような希少価値の高い求人に出会える可能性も高いと言うことができます。

高い専門性をもつキャリアアドバイザー

すでにお伝えしている通り、特化型のエージェントですので、各分野に特化した高い専門性をもつキャリアアドバイザーが多く在籍していることも、MS-Japanの特徴です。

経理・財務、人事・総務、法務、経営企画等、弁護士、公認会計士、税理士、金融、コンサルタントなどのジャンルに特に強く、他の総合型エージェントでは得られないような、業界に精通した立場でのアドバイスを受けることができます。

「MS-Japan(MS-Agent)」の評判は?

MS-Japanの評判についても、調べてみました。

また筆者はもともと、会計系転職エージェントに在籍しておりましたので、在籍時に実際のユーザーから聞いた評判などもご紹介できればと思います。

Twitter上での評判

Twitter上には下記のような評判がありました。

このような感じで、

・経理の求人が多い

・求人先の細かい内容(面接の内容・面接官の人数など)

・事務職の求人の質は大手よりも上

というような評判でした。

その他の口コミ

その他には下記のような口コミがありました。

大手企業の求人から、他のエージェントでは紹介されなかった求人まで、幅広く紹介された。管理部門系の求人数では圧倒的。

面接対策もしっかりと行ってくれた。「面接でこのようなことを聞かれる」と言われていた通りの質問をされたので、安心して面接に臨むことができた。

担当者から送られてきた求人は、「理由なくとりあえず送ってきた」という印象で、その企業を送ってきた理由などの説明はなかった。

履歴書・職務経歴書の書き方や、面接対策を期待していたが、そのフォローがなかった。面接が落ちた際のフィードバックも求めたが、的確なものは得られなかった。

このように、良い意見も悪い意見もありますが、内容を読む限りだと、担当コンサルタントの質によって、サービスクオリティが変動しているようです。

元会計系転職エージェント経験者として見たMS-Japan

業界内での知名度は圧倒的!

私が会計系転職エージェントで勤務をしていたときには、圧倒的にMS-Japanとバッティングしました。

そのくらい、管理部門・会計系の転職において、登録者が多く、信頼感も厚いエージェントですので、登録しておいて損はないと思います!

特に経理系の求人の保有数は、他を圧倒しているイメージでした。

東京だけではなく、横浜・名古屋・大阪エリア近郊エリアにも強い

また拠点が横浜、名古屋、大阪にあるので、東京以外の都市圏にも強い印象がありました。

他の管理部門系エージェントは、中小も多いので、東京本社のみで、あとのエリアの求人は出張、Web面談などで対応しているケースもあります。

そのようなケースに比べると、求人現場の生の声を吸い上げやすく、結果として転職希望者にも詳細な情報を提供できると考えられます。

担当者によってサポートの差がある

これはほかのどこのエージェントでもありがちなことです。

ただ業界の内情となるのですが、MS-Japanは、ベテランコンサルタント退職が続いている印象があります。

私が会計系エージェントに勤務している際にも、「元MS-Japanの方が独立したらしい」というような話は頻繁に聞きました。

そのため、ノウハウや知識を持ったコンサルタントが抜けている可能性があります。

もし担当コンサルタントとの相性が悪かったり、知識が薄いと感じたら、ほかのエージェントへの登録も検討しましょう。

会計事務所・監査法人のサポートよりも、企業管理部門のサポートに力を入れ始めている

MS-Japanは、もともと会計事務所のサポート、公認会計士や税理士のサポートに強いエージェントですが、最近利用者からは「会計事務所やコンサルティング会社を希望したが、企業管理部門の求人ばかり勧められた」というような話も聞くようになりました。

良くも悪くも、企業管理部門の求人に力を入れ始めているようですので、もしそのように感じた場合は、他のエージェントも併用するようにしましょう。

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